領域8(強相関電子系分野)ホームページ

第68回年次大会 (広島大学、2013年03月26日-29日)インフォーマルミーティング議事録

開催日時:2013年3月28日(木)12時30分 ~ 13時20分
開催場所:広島大学XA会場
出席者
榊原俊郎(東大物性研)	小形正男(東大理)		遠山貴己(京大基研)	門野良典(KEK)
手塚真樹(京大理)		松本洋介(東大物性研)	山地洋平(東大工)		松浦直人(東北大金研)
宇田川将文(東大工)	柳澤達也(北大理)		幸坂祐生(理研)		永井佑紀(原研)
出口和彦(名大院理)	多田靖啓(物性研)		安井幸夫(明治大理工)	堀田知佐(京産大理)

◯議題
1. 2013年春期大会サマリー(領域8) 
1-1 領域8提案のシンポジウム
 3月26日	13:20 ~ 16:30 XB	「元素戦略が促進する分野融合と物理」
 3月27日	13:30 ~ 17:00 XB	「パリティ混成が拓く新しい強相関量子物性科学」
 3月28日	13:30 ~ 16:55 XB	「相関電子系の超伝導−実験と理論の連携が生み出す俯瞰」 
1-2 領域8からの招待講演
 3月27日	9:15 ~ 10:00 XB	重い電子系における最近の話題とこれから 三宅和正 (阪大基礎工)
 3月27日	9:00 ~ 9:30 XT	高温超伝導体Bi2212からの周波数可変テラヘルツ発振, 辻本学 (筑波大数理物質)
 3月27日	13:30 ~ 14:00 XH	Novel Josephson effect in triplet Josephson junctions: the story begins,
						Manske Dirk, (MPI for Solid State Research, Stuttgart)

2. 領域委員会報告(2012年11月)
・物性領域プログラム小委員会採択結果について、講演者の所属重複、文部科学省の特定プロジェクトについてのシンポジウムの提案、
 年次大会でのシンポジウム数、シンポジウム登壇者が全て非会員というシンポジウム提案等の問題点について説明があり,意見交換された。
・領域3・領域8  2013年秋季大会からの、合同セッション「マルチフェロイック」の開催について承認された旨、報告があった。
・領域8の運営委員増員について過去数回のセッション数と運営委員についての資料が提出され、増員が承認された。
・物性領域の略称について領域ごとに賛否は様々であり、理事会で再検討される旨、説明があった。

3. 若手奨励賞の紹介
「5d電子系における強相関電子物性の研究」大串研也(東大物性研)
「酸化物磁性体におけるテラヘルツ分光によるエレクトロマグノンの解明と制御」貴田徳明(東大新領域)
「強相関電子系における圧力をパラメータとした新奇量子相の研究」小手川恒(神戸大院理)
「強相関電子系における交差相関物性の研究」徳永祐介(理研基幹研究所)

4. 新領域代表の紹介
小形正男氏(東大院理)任期2013年4月 ~ 2014年3月

5. 新領域副代表の紹介
門野良典氏(KEK)任期2013年4月 ~ 2014年3月

6. 領域運営委員の交代
任期2012年4月 ~ 2013年3月の運営委員から退任の挨拶の後、2013年4月からの新しい運営委員が紹介された。
(任期2012年4月 ~ 2013年3月)
手塚真樹氏(京大院理)		低温	運営委員代表
松本洋介氏(東大物性研)		磁性	副代表
山地洋平氏(東大院工) 		磁性	メーリングリスト担当
松浦直人氏(東北大金研)		低温	書記担当

(任期2012年10月 ~ 2013年9月)
柳澤達也氏(北大院理)		磁性
宇田川将文氏(東大院工)		磁性
幸坂祐生氏(理研)			低温
永井佑紀氏(原子力機構)		低温

(2013年4月 ~ 2014年3月)
出口和彦氏(名大院理)		磁性
多田靖啓氏(東大物性研)		磁性
安井幸夫氏(明大理工)		低温
久保田正人氏(原子力機構)	低温
堀田知佐氏(京産大理)		低温

7. 次次期副代表の推薦・承認
遠山貴己氏(京大基研)が2014年4月からの領域副代表に推薦され、承認された。

8. 2013年10月 ~ 2014年9月任期の領域運営委員の推薦および承認
2013年10月から2014年9月までの運営委員として以下の4名が推薦され承認された。
大成誠一郎氏(名大院工)		磁性
柏木隆成氏(筑波大物質工)	低温
渡辺忠孝氏(日大理工)		低温
與儀 護氏(琉球大理)		磁性

9. その他
9-1	インフォーマルミーティングの昼間開催について以下の意見が交わされた。
 (意見)秋季大会では全日午前にセッションがあり、インフォーマルミーティングを昼休みに開催すると昼食を取れない。
 また、昼間は学術会議と重なる確率が高い。しかし、昼間の開催の方が、運営委員以外の参加者が来やすい。
9-2	プログラム編成時の部屋割りについて
 今回の部屋の割り当ては狭い教室が多く、他の領域と交渉して広い教室に17室交換した。
 次回、参加人数実績を示した上で部屋の要求をする方がよいという意見が出された。
9-3	プログラム集の改善について
 講演を探しやすくするために、プログラムの登壇者索引に領域番号、もしくは対応するプログラム集のページをつけてほしいという意見が出された。
9-4	領域8メールサーバーについて
 サーバーが理研に設置されているため、変更の度、理研に行くのが不便であるという意見が出された。
 前回も物理学会で管理するよう要求しているが進展が無いため、継続して要求していく旨、説明があった。
9-5	講演概要集原稿閲覧サービスについて
 一括ダウンロードを行うと、概要不提出の講演でエラーが大量に出たため、改善してほしいとの意見が出された。
9-6	領域3との合同セッション(マルチフェロイクス)について
 募集要項に記載する主領域について、次回の秋季大会は領域8が担当することが報告された。
 次の年次大会以降は領域3と交互に主領域を担当する、という意見が領域3の運営委員から出されているが、
 合同セッションの役割分担については引き続き、領域3と検討していく旨、説明があった。
 また関連して、「トポロジカル強相関系」に関する講演が現状では領域4で申し込まなければならないとの指摘があった。
9-7	運営委員2013年4月 ~ 2014年3月の役割分担(会議後の報告)
 2014年3月までの運営委員の役割分担は次のように決まった。
 運営委員代表:宇田川将文
 運営委員副代表:永井佑紀
 書記担当:柳澤達也
 メーリングリスト担当:幸坂祐生