2010年物理学会年会 (岡山大学、2010年3月20日-23日)インフォーマルミーティング議事録
開催日時: 3月22日(月) 18:00〜18:55 場所:岡山大学GD会場 ○議題 1)2010年 年会サマリー 1-1 シンポジウム: 「量子ビームを使ったスペクトロスコピーの進展:超伝導研究を切り口として」 「鉄系超伝導体のペアリング対称性の最前線」 「光電子分光によるフェルミオロジー研究の最先端」 1-2 招待講演: なし 1-3 若手奨励賞 「超ウラン化合物における多極子秩序の微視的観測」 徳永陽氏 1-4 企画講演(論文賞): 「超ウラン化合物NpPd5Al2の異方的超伝導と強い常磁性効果」 青木大氏 シンポジウム件数に関して,通常は領域当り2件となっているが,今回は提案通り3件が採択された. 次回以降,2件の枠を要求される可能性もあるが,2件を越える提案で優先順位を付け難い場合等, 領域規模の大きさを考慮して頂くよう要求する可能性があることが報告された. 若手奨励賞及び企画講演(論文賞)に関して,件数の減少が危惧されていることが報告された. 2)領域委員会報告 2-1 領域世話人の名称および任期 領域世話人の名称および任期について,以下の通り報告された. 名称:世話人は「領域運営委員」と変更する. 任期:従来の「5月〜翌年4月」と「11月〜翌年10月」から「4月〜翌年3月」と「10月〜翌年9月」と改訂. <領域運営委員任期改変スケジュール案> 2009年9月:各領域インフォーマルミーティングにて意見集約 2009年11月下旬:領域委員会にて決議 2009年12月:理事会で承認 2010年2月初旬:領域世話人の任期を2010年11月〜2011年9月と一ヶ月短くして推薦依頼 2010年8月初旬:領域世話人の任期を2011年5月〜2012年3月と一ヶ月短くして推薦依頼 2011年2月初旬:領域世話人の任期を2011年10月〜2012年9月として推薦依頼 2011年8月初旬:領域世話人の任期を2012年4月〜2013年3月として推薦依頼 (補足) ・2009年11月〜2010年までの領域世話人は既に推薦され決定済み. ・11ヶ月任期の移行期間を設けるため,2012年秋季大会担当の領域世話人において任期改変が完了. 2-2 英語講演者を含むシンポジウムについての覚書 英語講演者が含まれている場合のシンポジウムに関して,以下の確認事項が報告された. ・スライドは英語で準備する. ・英語講演者のケアができる人(日本語の内容を伝えられる人)をつける. 尚,「ケアができる人」の手配に関しては,シンポジウム提案者が責任を持つ. 2-3 第5回若手奨励賞選考予定 第5回若手奨励賞選考予定に関して,以下の通り報告された(物理学会ウェブにアップされる). 募集案内 2010年6月号会誌 詳細は各領域ウェブに掲載 募集締め切り 2010年7月ごろ 各領域ごと 審査委員リストおよび各領域規定変更所 理事会に提出 受賞者候補を理事会に提出 2010年9月末まで 受賞者承認 2010年10月理事会 受賞者への通知 10月理事会の後 領域代表を通じて通知 受賞記念講演WEB入力期間 2010年10月末まで 2-4 チュートリアル講演 企画講演の中のチュートリアル(M1程度に分かるような講演)を独立させてはどうかという議論が委員会においてなされ, 将来的にその方向で進めることが承認された旨,報告された. 3)次期代表・副代表の紹介 次期領域代表・副代表として,村上先生,播磨先生にお願いする事が承認された. 次期領域代表(2010年10月〜2011年9月)村上洋一氏 (KEK物構研) 次期領域副代表(2010年10月〜2011年9月)播磨尚朝氏 (神戸大理) 4) 新領域運営委員の紹介 (任期:2010年5月−2011年4月) 4名の新運営委員が紹介され,承認された. 【磁性】松林 和幸氏(東大物性研/実験) 大槻 純也氏(東北大物理/理論) 【低温】鬼頭 聖氏(産総研・超伝導材料グループ/実験), 松枝 宏明氏(国立仙台高等専門学校/理論) 併せて,2010年4月任期終了の世話人が紹介された. 田山孝様,岡部拓也様,上原政智様,小椎八重航様,ご苦労さまでした. 5)2011年10月からの領域副代表の推薦・承認 領域代表より榊原俊郎氏(物性研)が推薦され,承認された. 6)領域運営委員の交替について 野島勉氏に代わり,大井修一氏(物材機構)が領域運営委員となる事が提案され,承認された.任期は2010/4-2010/10である. 7) 次期領域委員の推薦・承認 (任期:2010年11月−2011年9月) 次期領域委員として以下の3名の方が推薦・紹介され,承認された. 【磁性】鈴木博之氏(物質・材料研究機構/実験) 量子ビームセンター 【低温】掛谷一弘氏(京大工学部/実験) 津田俊輔氏(物質・材料研究機構/実験) ナノフロンティア材料G 8) 領域運営委員の役割分担(立岩尚之,中村仁,大井修一) 以下の通り,役割分担が提案され,承認された. 運営委員代表:立岩尚之氏, 副:中村仁氏 メーリングリスト・ホームページ:大井修一氏 議事録:中村仁氏 9) 第5回若手奨励賞選考(詳細は領域委員会報告2-3) 領域代表より,選考スケジュールなどの報告があり,選考委員長を次期領域代表である村上洋一氏とする事が承認された. 領域代表OBなどに協力してもらうなど,領域8のアクティビティに相当する被推薦者数を出すことに努力することが確認された. 領域8のOBの先生方に推薦をお願いする場合,特定の分野に特化せず公平性が保たれる範囲であれば積極的にお願いするべきであるとの意見が出された. ・2010年5月下旬〜6月上旬アナウンス,応募開始(領域8のML使用) ・8月上旬締め切り ・選考委員長:村上洋一氏 10)その他 10-1 第15回論文賞に領域8より1件推薦:不採択 各領域からの推薦枠(1枠)の他に学会誌から推薦されている論文のなかで領域8に分類される論文が多いという事情があることが紹介された. 次回の論文賞推薦に関しては, ・学会からの依頼の後に次期領域代表から領域8MLを使って募集する. ・応募(推薦)多数の場合は,領域8世話人MLを用いて審議する. 10-2 JPSJ-PTPの統合について(物理学会 理事会決定事項) 1. PTP 刊行を理論物理学刊行会から日本物理学会(刊行センター)に移行する.移行時期は2013 年4 月とする. 2. 2013 年4 月から日本物理学会は物理学の全分野をカバーする2種類の欧文誌を出版する.一つは従来のJPSJ の大部分を占めていた物性を中心とし, もう一つはPTP に素粒子,原子核,宇宙線等の実験を加えたものである.二つの欧文誌の分野の選定と名称を2011 年春までに決定する. 統一した名称にして統合誌A, Bとするか,もしくは別々の名称もありうる.また,二つの欧文誌に物理学を発展させるための測定技術・測定器開発に 関する論文を積極的に取り込めるようにするなど今後検討する. 3. 統合に関係するアンケートを2010年5月ごろ実施する. 上記アンケートに関して,議論の発散を防ぐために事前に各領域(もしくは物性領域)からの意見を取りまとめ・提示した上で, 広くアンケートを実施した方が良いとの意見が出た. 10-3 領域8MLについて 現在のMLは,東北大のサーバを借りて運用している.平成22年4月から東北大での管理体制が変わることになっており, 継続運用出来ない可能性があることが報告された.そうなった際の具体的な対応は未定.